∴コロボックル☆スコープ∵

身長146センチ。童顔。小人の小言

「オーラの発表会」

図書館デビュー第1号!

著者は綿矢りささんです。


他にも気になったタイトルあったけど

今、スピリチュアルの勉強で

オーラをみようとしているので

まさにピッタリ!と思って選びました。

 

やっと感想まで辿り着けた、、

拙いですが。

 

 

 

とにかく、あだ名が秀逸。


真似しようと思って、

自叙伝に登場させたい人をリストにしてみた

けど、全然あだ名が思い付かない


それだけ、主人公海松子の観察眼が素晴らしいんだと思った


いや、違うな

綿矢さんが、きっと凄いんだな

 

 

海松子、海老茶の風呂敷、、

あまり使わない色が出てくるなあ、

もしやこれがオーラか!と思ったけど


徐々に、なんか違う感、がでてきた


オーラの定義は人それぞれだな、と反省した

 

 

そして、主人公海松子が羨ましい。


私は未だに人間関係を築けない

築こう、という気概すらないのではないかと、たまに思う

 

幼児の頃は、母がこどもサークルに入っていて、

そこで知り合った(であろう)友だちが

いわゆる幼なじみという関係だと

私は思っているんだけど


小学1年生の夏に引っ越すんですよね


それが歪みの始まりよね、といつも言い聞かせている

それを母は一切反論しないのが、また不思議である。


結局、親だけだったんだろうな

殴った記憶とかは鮮明で、キラキラした記憶は僅かしかない。

 

引っ越し先で仲良くしてくれる子はいたけど、

なんか、環境というか価値観かな、

ついていけないところがあった


あっ、でも待って、

コナンに出会ったのはこの辺りだよ


あの子がクラスに居なかったら、

引っ越ししなかったら、

コナンじゃなかったかもしれない。


そう思うと、複雑だなあ

 

そしてもう一度、引っ越します


声優を知った、沼を知った

コナンを分かち合える人が、いるようでいなくて、

1人モクモクと沼化していった


ただ、この時が一番幸せだったように思うんだけど

同じくらい、生意気だった、かもしれない。

 

中学生になると、吹奏楽部に入り

友達の種類が変わってきて

コナンどころじゃなくなった


この頃くらいから、色んなことを抑え込むようになった

代わりに、感情のコントロールが、さらに難しく感じるようになった気もする。

 

そして今。

学生時代の交流は皆無だ。

高校の繋がりも、私が音信不通にしている

 

そう考えると

海松子がこの先、就職した後も

新たな人間関係を無事に築くことができるのか、

学生時代の友人たちと関係と続けていられるのか、

そこに、化粧気は関係するのか?


私から言えるのは、

化粧しなくても社会で生きていけるぞ。

仕事をするための人間関係も、築けるぞ。

プライベートは、完全独りぼっちだけど。


大学生の「今」よりも未来の海松子が気になってしょうがない。